外張り断熱で年中快適な暮らし

東北ホームで採用しているSHS(スタイロハウスシステム)は、
アメリカのダウ・ケミカル社の技術開発により生まれ、
1962年の生産開始以来、優れた断熱性能で、
半世紀にわたり日本の熱環境をリードしている
スタイロエース-Ⅱを使用した高性能断熱工法です。
日本だけで10,000棟以上の完工実績はその信頼を証明します。

今、日本で少しずつ普及している外張断熱工法を日本で初めて開発したのは、SHS工法です。
それから、約三十年、ようやく時代がSHSに追いついてきました。
どうして外張り断熱が優れているのでしょうか。
それは、冬の寒さや夏の暑さ、湿気から家全体を守るため、
外側から住宅の構造を断熱材でスッポリと包むために、
断熱性能と共に気密性能も良くなるとてもシンプルな工法だからです。

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SHS外張断熱工法 イメージ図

SHS外張断熱工法の特徴

・構造体を包み込むため断熱性・気密性が高く光熱費を大幅に削減できる
・冬場は家全体が暖かく、夏場は家全体が涼しい
・家全体の温度差が少ないため、ヒートショック現象を抑制できる
・開放的な間取りにできる
・結露がおきにくい
・柱などの構造体が保護されるので痛みにくい
・職人が扱いやすいため安定して高性能を確保できる

などのたくさんの優れた特徴があり、家全体を年中快適に保ちやすい工法です。

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家全体の温度差イメージ図

高い断熱と気密性能

一般的な壁内断熱工法では、壁内の柱部などから外気熱が伝わり、断熱効果が薄れます。
SHS外断熱工法は、壁や柱、小屋裏、床下など全ての熱の伝道経路(熱橋)を
外側からすっぽり断熱材で覆うので、高い断熱効果が発揮され、内部結露の心配が無く、
柱・梁・耐力壁などの構造材も保護され、住まいの長寿命化に大きく貢献します。

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外断熱と内断熱の熱伝達比較図

内部結露を完全に防止

SHS外張り断熱工法では、湿度の変化が主に構造材の外側で起こります。
したがって万一、室内の暖かく湿った空気が外気側に漏れた場合でも、壁内で結露が起きる可能性は、極めて小さくなります。
そのため、基本的に内部結露の心配が極めて少ない断熱工法です。
更に、外張り断熱工法は気密・防湿層の施工が非常に容易で、現場での施工ミスが極めて少なく安定して高性能を確保できます。

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SHS外張断熱工法 壁断面イメージ図

改正省エネ基準とSHS工法

SHS外張り断熱工法は、2020年から義務化される省エネルギー基準も充分に満たすことができます。
また、2020年の「省エネルギー基準」の義務化後、
2030年までには住宅で使用するエネルギーを太陽光発電や燃料電池などで、
自宅で使用するエネルギーを造り出す住宅が求められています。
それをネット・ゼロ・エネルギー住宅(NZE)と言います。
SHS外張り断熱工法は、すでにその性能を充分に造り出すことが可能な住宅工法です。
近年は、充填断熱とトリプルガラスの高性能サッシの併用でUa値0.28(HEAT20 G2グレード)以上の外皮性能の住宅も施工しております。

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ダブル断熱+トリプルサッシ

近年は、2020年から義務化されている高水準の省エネルギー基準を見据え、外張り断熱+充填断熱によるダブル断熱と高性能トリプルサッシの併用し、家全体でさらに高い断熱・気密性能を確保し、省エネルギー性能をワンランクアップさせ、さらなる冷暖房エネルギーの削減を希望するお客様が増えております。

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さらに詳しくご覧になりたい方はこちらへ

東北SHS会
http://www.t-shs.jp/about.html

デュポン・スタイロ
https://www.dupontstyro.co.jp/styrofoam/method/sotobari.html

エクセルシャノン
http://www.excelshanon.co.jp/reason/performance.html